私たち神宮前内科クリニックでは、専門的なダイエット外来（メディカルダイエット）を提供しております。

ダイエットは多くの人にとって難しい課題ですが、私たちのクリニックが個々にあったダイエット法を提案し、健康的な体重管理をサポートします。

条件により保険診療となることもありますが、保険適応の条件に満たない場合や使用する薬剤によっては自由診療（自費診療）となりますのでご理解ください。

当院のダイエット外来では、以下のようなサービスを提供しています。

＊オゼンピックは本数は限られますが処方可能となりました。ご希望の方はお問い合わせください。

 

1. 医師による初回カウンセリング: ダイエットの目標や希望、現在の食生活や運動状況などについての詳細な問診や初回の血液検査を行います。また、健康状態や既存の疾患にも配慮したカスタマイズされたアドバイスを提供します。

2. 食事・運動指導: 健康的な食事習慣の確立やバランスの取れた食事プランの作成を行います。個々の栄養ニーズや食習慣に基づいて、食事内容や栄養バランスについて具体的なアドバイスを提供します。

3. 薬物療法(GLP-1作動薬:リベルサス・オゼンピック、SGLT2阻害薬:フォシーガ)の提案: ダイエット外来では適切な食事・運動プログラムを提案しますが、薬物療法の併用することでより効率的・効果的なダイエットをサポートします。

4. 定期的なフォローアップ: ダイエットの成果や進捗状況を確認するために、定期的なフォローアップを行います。問題や課題に対して適切な調整やサポートを提供し、長期的な成功に向けて共に取り組みます。

 

当クリニックのダイエット外来は、ただ単に体重を減らすだけでなく、健康的な食生活や適切な運動習慣の確立を目指し、身体全体の健康とバランスを重視しています。

健康的な体重管理にご興味のある方は、ぜひ当院のダイエット外来をご利用ください。ご予約や詳細については、お気軽にお問い合わせください。

 

診察について

初回の診察では、問診、身体測定(身長、体重、血圧など)を行います。また、血液検査を行い基礎疾患（糖尿病、脂質異常）の有無や薬物療法が可能かを判断します。

診察料
ダイエット外来・初診（身体測定・診察・血液検査）	6,600円（税込）
ダイエット外来・再診（身体測定・診察）	2,200円（税込）
ダイエット外来・再診（身体測定・診察・血液検査）	6,600円（税込）

※再診では副作用のチェックのため3～6か月ごとの血液検査を推奨しています

 

薬物療法（自由診療）について

当クリニックのダイエット外来では、GLP-1作動薬（リベルサス錠、オゼンピック注）・SGLT2阻害薬（フォシーガ）という薬剤を利用して、効果的な体重管理をサポートしています。これらの薬剤は糖尿病の治療薬として保険適応がありますが、その体重減少効果から保険適応外ですが肥満や過体重の方に処方されることがあります。保険適用外の処方では自由診療（自費診療）となりますのご理解ください。

GLP-1作動薬

GLP-1作動薬（リベルサス錠・オゼンピック注）は、食欲を抑制し、摂取カロリーを制御する効果があります。また、脂肪の吸収を抑える働きもあります。これにより、適切な食事制限や運動習慣のサポートと組み合わせることで、健康的な減量を促進することが期待されます。

薬剤料
リベルサス3㎎（30日分）	9,900円（税込）
リベルサス7㎎（30日分）	19,800円（税込）
リベルサス14㎎（30日分）	33,000円（税込）
オゼンピック0.25㎎（4週分）	11,000円（税込）
オゼンピック0.5㎎（4週分）	22,000円（税込）
オゼンピック1.0㎎（4週分）	33,000円（税込）
オゼンピック2.0㎎（1本:0.25㎎×8週分/0.5㎎×4週分）	22,000円（税込）

 

※未承認機器・医薬品に関する注意事項

＊リスク・副作用：吐き気や嘔吐、下痢、腹部不快感、腹痛などの消化器症状が現れることがあります。これらの症状は通常一時的であり、継続的な使用によって症状が軽減する場合があります。まれですが低血糖を起こす可能性があります。

重篤な副作用に急性膵炎、甲状腺機能異常があります。妊娠中または妊娠の可能性、授乳中の方は服用できません。

医療用医薬品 : リベルサス　医療用医薬品：オゼンピック

＊医薬品医療機器等法上の承認：未承認（自由診療）。「2型糖尿病」の効能・効果で承認されていますが肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。

＊入手経路等：国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。

＊国内の承認医薬品の有無：同成分であるウゴービは2023年3月に国内承認されましたが2023年6月時点で販売日は未定となっています。

＊諸外国における安全性などに係る情報：リベルサスは未承認ですが同成分のオゼンピックは米国FDAで肥満治療薬として承認されています。

 

SGLT2阻害薬

SGLT2阻害薬（フォシーガ）は、腎臓にあるSGLT2をブロックすることにより、尿中に余分なブドウ糖を排出する作用を持っています。これにより、血糖値の上昇を抑えることができます。

また、SGLT2阻害薬は体重減少効果も示しており、これは体重管理に有益です。SGLT2阻害薬の作用により、排尿されるブドウ糖によるエネルギー損失が増加し、体重減少が促進されます。さらに、脂肪の蓄積を抑制する効果もあります。

また、SGLT2阻害薬は血圧を下げる効果もあるため、高血圧を合併する肥満症の患者にとっても有益です。

薬剤料
フォシーガ5㎎（30日分）	12,100円（税込）
フォシーガ10㎎（30日分）	16,500円（税込）

 

※未承認機器・医薬品に関する注意事項

＊リスク・副作用：膀胱炎・腎盂腎炎、膣カンジダ症などの感染症の発生率が増加する可能性があります。利尿作用による口喝や脱水が起こる可能性があります。

まれですが低血糖を起こす可能性があります。妊娠中または妊娠の可能性、授乳中の方は服用できません。

重篤な副作用にケトーシス、塞栓症、壊死性筋膜炎などがあります。

医療用医薬品：フォシーガ

＊医薬品医療機器等法上の承認：未承認（自由診療）フォシーガは、「2型糖尿病」の効能・効果で承認されていますが肥満治療目的の使用については国内で承認されていません。

＊入手経路等：国内の医薬品卸業者より国内承認薬を仕入れています。

＊国内の承認医薬品の有無：国内で「肥満治療」の効能・効果で承認されているSGLT2阻害薬はありません。

＊諸外国における安全性などに係る情報：日本同様に「2型糖尿病」の効能・効果で承認されていますが肥満治療目的の使用については承認されていません。

 

当院のダイエット外来では、薬剤の使用は、専門医の判断に基づいて行われます。初回のカウンセリングにおいて、医師は患者様の状態や健康目標を評価し、GLP1作動薬・SGLT2阻害薬の使用が適切かどうかを判断します。処方が適切と判断された場合、医師は適切な用量や使用方法について詳細な指示を提供します。

ただし、薬物療法は単独での効果を保証するものではありません。適切な食事管理や運動習慣の確立と併せて利用されることが重要です。ダイエット外来では、個々のニーズに合わせた食事・運動プログラムを提供しています。

GLP1作動薬・SGLT2阻害薬の使用には副作用や制約事項があるため、必ず医師の指示に従って使用してください。また、定期的なフォローアップと医師の指導のもとで、健康的な体重管理を行うことが重要です。

当院のダイエット外来では、薬物療法を含む総合的なアプローチを通じて、患者様の健康な体重管理と生活改善をサポートしています。ご興味やご質問がある場合は、お気軽にご相談ください。